海南航空、北京=テルアビブ直行便を4月10日より運航開始

航空・飛行機

中国の航空会社・海南航空は、2025年4月10日より北京首都国際空港(PEK)とイスラエルのテルアビブ・ベン・グリオン国際空港(TLV)を結ぶ直行便を新たに開設すると発表した。運航は週2便(月・木)で、ボーイング787型機を使用する予定。

運航スケジュール(現地時間)

北京首都 → テルアビブ
・便名:HU7957
・出発時間:02:00
・到着時間:07:40
・所要時間:約10時間40分
・運航日:毎週月・木
・使用機材:ボーイング787

テルアビブ → 北京首都
・便名:HU7958
・出発時間:15:00
・到着時間:翌日04:50
・所要時間:約8時間50分
・運航日:毎週月・木
・使用機材:ボーイング787

目的地・テルアビブの魅力

テルアビブは、イスラエル第2の都市であり、中東有数の活気あふれる都市として知られている。古代都市ヤッフォ(Jaffa)と近代的なテルアビブが融合し、4000年以上の歴史を持つ街並みと近代的なビジネス街が共存している。

この都市はイスラエルの経済・金融・文化の中心地であり、「地中海のクールな都市」とも称される。年間300日以上の晴天と14kmにわたる美しい海岸線を誇り、地中海沿岸の人気リゾート地でもある。特に「ホワイト・シティ(White City)」と呼ばれる地区は、1920~30年代に建設されたバウハウス建築群が立ち並び、ユネスコ世界遺産にも登録されている。

一方、ヤッフォ旧市街には歴史的な建築物やレストランが点在し、異国情緒あふれる雰囲気を楽しめる。美しいビーチも多く、特に「エルサレム・ビーチ(Jerusalem Beach)」や「ゴードン・ビーチ(Gordon Beach)」は観光客や地元の人々に人気のスポットとなっている。

経済の中心地としても知られるテルアビブは、中東で最も生活費が高い都市の一つとも言われているが、豊かなアートシーン、美食、ナイトライフが揃い、「眠らない街」としても有名だ。ビーチでのんびり過ごしたり、ギャラリーやカフェを巡ったりと、多彩な楽しみ方ができる都市である。

今回の海南航空の新路線開設により、北京とテルアビブ間の移動がさらに便利になり、観光やビジネスの往来が活発になることが期待される。

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