中国国際航空 4月27日から北京=イルクーツク線を開設、毎週3便運航

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中国国際航空(Air China)は、2025年4月27日から北京首都空港とロシア・イルクーツクを結ぶ新しい航路を開設すると発表しました。この路線は毎週3便運航され、運航日は水曜日、金曜日、日曜日です。

スケジュール

  • 北京首都空港-イルクーツク(CA869便)
    出発時間:13:00(現地時間)
    到着時間:16:00(現地時間)
    飛行時間:約3時間
    運航日:水曜日、金曜日、日曜日
  • イルクーツク-北京首都空港(CA870便)
    出発時間:18:00(現地時間)
    到着時間:21:00(現地時間)
    飛行時間:約3時間
    運航日:水曜日、金曜日、日曜日

すべての時間は現地時間(時差なし)でのスケジュールです。使用機材はボーイング737-800型機です。

この路線は、国航が北京から開設した極東地域向けの2番目の路線であり、2025年3月31日から運航される北京=ウラジオストク路線に続くものです。

また、海南航空も同じルートを運航しており、両都市間の空路をさらに強化する形となります。

イルクーツクの紹介

イルクーツクはロシア・シベリア地域に位置する魅力的な都市で、バイカル湖の南端にあり、「シベリアの真珠」とも称されています。バイカル湖への入り口となるこの都市は、豊かな歴史的遺産と独特な自然景観を誇り、シベリアの探訪には絶好の場所です。

イルクーツクを歩けば、最初に目に飛び込んでくるのはカザン聖母大聖堂です。この教会はその壮大な外観と華麗な内装で、都市のシンボルとなっています。近くにある顕現祭教会も、鮮やかな外壁が特徴的で、ロシアの伝統を色濃く反映しています。これらの建物は、宗教的な象徴であると同時に、都市の歴史を物語る貴重な遺産でもあります。

イルクーツクの130風情街区には、伝統的なロシア風の木造家屋が立ち並び、レストラン、バー、土産物店が並んでいます。このエリアは西伯利亜の生活を感じることができる場所で、観光客はここで本格的なロシア料理や紀行土産を楽しむことができます。

イルクーツクの歴史博物館では、街の建設から現在に至るまでの成り立ちを知ることができ、タールツ露天博物館では、17世紀から20世紀の間にバイカル湖周辺の人々がどのように生活していたのかを展示しています。これにより、訪れる人々はイルクーツクの深い歴史に触れることができます。

自然面では、イルクーツクを流れるアンガラ川が観光の名所です。バイカル湖から唯一流れ出る川で、その美しい風景は地元住民と観光客の憩いの場所となっています。ここでは静けさと美しさを楽しみながら、シベリアの自然を満喫することができます。

さらに、イルクーツクの料理も大きな魅力です。ロシアの伝統的な料理に加え、バイカル湖で獲れる新鮮な魚を使った料理も楽しめます。歴史を学び、自然を探訪し、地元の食を味わうことができるイルクーツクは、旅行者にとって見逃せない目的地となっています。

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